クラブ通信

2010年6月 例会(開催日:2010-06-17)

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講師 松波恒彦さん

6月17日東京第一ホテル錦で南山経済人クラブ6月例会が開催されました。まず初めに大脇会長の挨拶があり、7月10日に開催されます25周年例会に向けての積極的な参加への呼びかけがありました。
本日の講師は松波動物病院メディカルセンター院長、松波恒彦先生です。テーマは「ペット医療の現状」。最初に獣医師の業務についての説明があり大きく次の3業務に分類されるとのこと。
・ウィルス感染による口蹄疫等の病気を治療する獣医師 ・競争馬に対して行う獣医師 ・小動物(ペット)を相手に治療する獣医師と、医師でもそれぞれ持ち場があるようです。中でも口蹄疫の治療においては、一度に何万頭もの動物を殺すしかなく、過酷で、非常につらい仕事であり今、宮崎県で行われている口蹄疫治療の現状を例に説明されました。
松波先生はペットの治療を中心に動物病院を経営されて35年になります。ペットの治療の現状を病院内の設備や医師、看護師さんたちの仕事ぶりをビデオを通して丁寧に説明していただきました。MRIとかCTを利用した治療方法はまったく人間に対するものと同じであり、設備投資の機械類も億単位のものであり、ペットに対する治療技術の進歩も向上しているように伺いました。
日本社会は今やペットブームです。筆者も犬を飼っており、松波先生の講義は非常にわかりやすく、ところどころユーモアを交え、大変勉強になりました。
つづいて、松波先生をご紹介していただきました長澤正雄さんの乾杯の発声により懇親会に入りました。広野悠太(大56)さんのオブザーバー紹介ののち、太田直さんのエールと指揮により学生歌を斉唱し、お開きとなりました。

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