クラブ通信

2006年12月 例会(開催日:2006-12-21)

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例年になく暖かい天候が続いた師走の慌ただしい中、2006年12月21日に開催されました。
初めに高橋副会長(大30)の司会により、大脇始会長(大16)から今年1年の締めくくっての挨拶がありました。
次に、12月度例会ゲスト南山大学経済学部教授の荒井好和先生に、「最近の経済情勢」というテーマで講演をしていただきました。何枚かの資料を用意していただき、図表を参照しながら最近の経済の動向を知ることができました。特に2004年で銀行の当期利益が、大手行で4年ぶりに、地域銀行でも10年ぶりに黒字になり、2005年で銀行の収益が過去最高になったことを強調されましたが、要因としては信用コストと有価証券関係損益の二つが寄与しているとのことでした。
また、財政についてお話され、問題は今後の金利の動向であり、金利の上昇で利払い負担が増加し、負のスパイラルの可能性があることを指摘されました。荒井教授は今後の国債の不良資産化をおそれ、政府が確固とした対策を採らなければ、最悪の事態がここ数年内に起こっても不思議ではないと断言され、すなわち、国債の問題は時限爆弾を抱えているようなものだということを付言されました。
引き続き懇談会に場を移し長澤正雄会員委員会委員(大19)から新しく入会された古橋工業(株)の山口昭彦(大30)さんが、紹介されました。そして、例会委員スマイルイングリッシュクラブの長野よしみ(大26)さんの音頭による乾杯で開会。
懇親・交流・食事が進む中、お開きの時間となり、中締めはアシストワンの犬飼義浩(大35)さん。12月度例会は盛会裡に終了しました。

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