クラブ通信

2012年6月 例会(開催日:2012-06-21)

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講師 西森 晃さん

台風のような大雨の中6月21日、東京第一ホテル錦にて2012年6月例会が催されました。
冒頭山内会長の挨拶の後、南山大学経済学部准教授西森晃さんを高下高さんの紹介により、「財政赤字がもたらすリスク」と題して講演して頂きました。
日本が破綻するか、しないかを色々な角度より分析され興味深く拝聴できました。特に1990年以降国内では、バブル崩壊、デフレ、超高齢化、円高と同時に海外では社会主義が崩壊し日本のライバルが増え、中国等新興国の台頭、IT革命、金融工学の発展、特にITは日本人の苦手なスピードアップ、移動の速さにコツコツと働くタイプの日本人はまだ対応できていないという現実。財政赤字は国民の安心感と依存感を生み自立心を失わせる。では「これからどうすべきか」残念ながら特効薬もなく地道にコツコツと改善するしかない。「日本の最大の問題点」とは戦後の成功体験に縛られている。今のままでの延長線上には未来はない。これからをどうすべきかは歳出構成の見直し、経済成長を実現するための規制緩和(特に雇用、社会保障関係)が必要になってくる。現在、社会保障費が2兆円、これがますます増える。個人としては財政破綻を予想することは不可能であり、変な情報に踊らされないこと、金利上昇、物価上昇、為替下落(円安)が挙げられる。といった興味深いお話しでした。
続いての懇親会では新会員の畠山忠彦さん、本田瀧一さん、桐山幸治さんの紹介がありました。
お知らせコーナーに引き続き36期吉田昌弘さんの発声による乾杯の後、歓談にうつり、オブザーバーの高校教諭野中律子さん、オンワード樫山三浦喜弘さん、関連会社の寺澤福恭さんの紹介がありました。三浦さんはこの場で入会のお申し出があり、嬉しい限りでした。太田直さんリードによる学生歌を全員で斉唱し中締めとなりました。

 

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新会員 畠山 忠彦さん(6月号で紹介済)     新会員 本田 瀧一さん(6月号で紹介済)

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新会員 桐山 幸治さん(6月号で紹介済)     乾杯 吉田 昌弘さん

味岡源太郎さん
絵画を寄贈
味岡源太郎(大31)さんが、愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)へ斉藤吾朗画伯の油彩「描けば描くほど」(2002年制作259cm×193cm)を寄贈され、美術館常設展示室において7月13日〜9月9日まで展示されています。

斎藤 吾朗(さいとうごろう、1947年−)は、愛知県西尾市出身の画家である。自らが赤絵と呼ぶ鮮やかな赤色を基調とした絵で、三河の風景や身近な題材を描く。独立美術協会会員。

会員募集チラシ
リニューアル
会員募集チラシ
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