クラブ通信

2006年10月 例会(開催日:2006-10-16)

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いつものように大脇始会長(大16)の挨拶で始められた10月度例会は、会場正面に大きなアンティーク・オルゴールとストリート・オルガンが置かれ、何が始まるのかと会員の期待のうちにゲストの紹介に入りました。
今回のゲストは、名古屋市北区でオルゴールのビジネスをされている伊藤敏雄社長(株式会社トーア・トレーディング)。
伊藤さんは、大阪外国語大学をご卒業後、商社勤務を経てチバガイギーにご入社、そこでのスイス研修期間にオルゴールと運命的な出会いをされたのを契機に、独立起業され現在に至っておられます。約30年ご趣味を兼ねた?日々を送ってこられた羨ましい方です。
オルゴールはオランダ語の「オルゲル」が転じたもののようで、今回ご披露いただいたのは、その中で「ディスクオルゴール」というもの。1880年代あたりに盛んに生産され、最盛期には、ドイツ、アメリカで100社を越えるメーカーがあったそうですが、蓄音機の出現により衰退したとのことです。しかし、オルゴールの心を平安にする「f分の1のゆらぎ」を持つ音色は、今も私たちの心を捉えて離しません。「アベマリア」「樅の木」など、澄んだ音色が会場を包み、うっとりした雰囲気に拍手も忘れるほどでした。
つぎにご紹介いただいたのが、ストリート・オルガン。楽しい曲でありながら哀愁漂う響きでした。体験コーナーでは、アイセックの学生、高橋正敏さん(大27)、鳥居美江さん(大11)が懸命にハンドルを回し、会場は拍手の嵐でした。
続いての懇談会は、最近「羅漢果」に関する著書が台湾で翻訳出版されたという大橋正文さん(大33)挨拶と音頭での乾杯に始まり、和気あいあいの歓談・交流を深めました。
最後は、長年お勤めの会社を退職され、新たに事務所を開設された有滝雄二郎さん(大14)に中締めの挨拶をしていただき、次回の再会を約しお開きとなりました。

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