少しずつ夏の訪れを感じ始めた５月２１日に、東京第一ホテル錦においての２回目の例会が開催されました。
大脇会長の開会の挨拶に続いて、本日のゲストである内藤コンサルタント事務所の内藤幸三さんから「企業の情報漏洩対策とコスト削減」というテーマでお話をしていただきました。企業のパソコン利用において、情報漏洩の原因の８０％が内部漏洩、特に元社員だった人が外部に漏らすケースもあり、新聞の記事になっているのをよく見かけます。特にＵＳＢメモリでの持ち出し、パソコンの盗難、ウィニーなどの不正ソフトの利用による情報漏洩が多発しています。対策としては企業コンプライアンスを遵守するために、情報はすべてサーバーで一括管理し、各パソコンにはデーターを持たないようにすることです。
コスト削減には機能が少ないシンクライアントにすることがお勧めで、これなら古いパソコンでも壊れるまで使えるし、ウィルス対策ソフトの保守料も減額します。それにシンクライアントにすることで壊れても交換が簡単で調査・修復にかかる費用（人件費など）も削減できます。パソコンは経営にとって必要だが、あくまでも道具にすぎず、その道具に振り回されない、障害の起きにくいパソコン環境が必要であるとのことでした。
そのあと懇談会に入り、新入会員として皆川珠美さん（大４７）が紹介されました。
乾杯の音頭は今回のゲストの紹介者である森川琢司さん（大４３）にしていただき、いつもの賑やかなパーティーとなりました。
やがて、お開きの時間となり、太田直さん（大１９）に学生歌の音頭をとっていただき５月度の例会は盛会裡に終了しました。