クラブ通信

2005年9月 例会(開催日:2005-09-15)

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ようやくしのぎやすい朝夕の訪れとなった9月は、15日18時30分からアパホテル名古屋錦にて開催。冒頭に高橋正敏副会長から「去る8月29日未明、当クラブ山口道夫会長がご逝去されたという悲しいことがございました。謹んでみなさまに報告し、ご冥福を祈りたいと思いますと共に多くの会員の皆様には通夜、葬儀告別式に参列いただき、ありがとうございました。」との挨拶がありました。
続いて「私の友人 クリス・グレン氏を紹介します。彼は、1968年オーストラリア生まれ若いとき日本に留学、日本文化通。今、名古屋に住みFM放送のDJとして活躍され、今年3月自らヘリコプターを操縦して日豪友好の掛け橋となる『日・豪フレンドシップフライト2005(愛・地球博パートナーシップ事業)』を実現。12,000kmにおよぶ旅は無事成功をおさめた好青年です。」
明瞭で巧みな日本語と精悍な表情でときおり笑みを見せながら「オーストラリアから札幌への留学時代は異なる風土と文化へのチャレンジの毎日だったが、周りの人々の理解と協力によって、ここにとけこむことができた。この生活の中から日本を第二のふるさとと思う気持ちが芽生えたと思う。」と振り返り、「今年のフレンドシップフライト事業では、企画段階で支援を依頼した日本の実業家より即座にOKを貰って感銘を受けた。」「国際間の関係にとどまらず人と人との友好関係は互いにオープンな心で接することから始まるものだ。」と話され後半ではヘリコプターフライトの実況で「ニューギニア上空での荒天により進路決定に時間を費やし燃料計をにらみながら窮地を脱した」こと、そして沖縄上空から名古屋空港へ「ただいま名古屋」との想いだったと話を締められ、予定の時間いっぱい多くのエピソードを交えての日豪友好スピーチを終えられました。
ついで、山口会長の遺影に花が添えられた懇親会場に移り、加藤博明副会長から「故山口道夫会長には8月29日、逝去されました。会を始めるにあたり黙祷を捧げましょう」との呼びかけ、全員謹んで黙祷。
そして、加藤副会長は遺影を前に「皆さん、この写真は山口会長が当会200回例会のときにゲストでお迎えした日銀名古屋支店長とにこやかに歓談されているときのものです。心からご冥福を祈り、献杯いたしましょう。」静かにビールをほす参加者は、お世話になったことへの感謝の気持ちと共に「人間の尊厳」を指標として立派な生涯をおくられた会長の遺徳を偲びました。
ここで本日の新入会員紹介に入り、九鬼綾子副会長から「本日は吉田俊彦さんをご紹介します。お勤めは百五スタッフサービス、三重県津市からのご出席です。」そしてご本人から「17期 経済学部卒業後、百五銀行勤務を経て、今、グループ内人材派遣会社をやっています。同業の諸先輩方も大勢いらっしゃる当会に今回から出席させていただきます。どうぞよろしく。」との挨拶がありました。
続いてお知らせコーナーに移り?同窓会組織委員会成田孝さんより『母校で会いましょう。より良き同窓会・大学をつくるために』と題してのパネルディスカッションと交流会を来年3月5日(日)南山大学名古屋キャンパスで開催するので、多数の方の出席をお待ちします。?ついで第66回当会ゴルフコンペ11月24日(木)開催のお知らせで、伊藤鑛さんから「ゴルフをこよなく愛された故山口道夫会長を偲びながら、秋の一日を過ごしましょう。大勢の参加をお待ちします」とお誘いがあった。
しばし歓談の後やがてお開きの時間となり小泉寿子副会長から「山口道夫会長の在りし日のことを思うと胸いっぱいの思いです。今夜は皆さんとともに追悼の時間を過ごすことができました。これからも山口会長のご遺志を継いでこの会の活動を続けて参りましょう。ありがとうございました。また来月お会いしましょう。」会場内の遺影は供花と共に、ご自宅へ帰られました。


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