９月１８日例会は、中日ドラゴンズの不甲斐なさに、心なしか元気のない大脇会長のあいさつで始まりました。
今回は、前田純代さん（オフィスイージィ）、野間文圭実さん（デザインルームどりかむ）から、普段は触れることのないファッションショーの世界について興味深いお話をお聴きしました。
前田さんはファッションショーなどの演出家、野間さんはＶＯＺというオリジナルブランドを持つファッションデザイナーで、お二人は２００７年に「タワーコレクション」を立ち上げ、今秋のコレクションで４回目という実績を作って来ておられます。
私たちがよく耳にするのは、パリコレクションを始め、ミラノコレクション、ロンドンコレクション、ニューヨークコレクション、東京コレクションなどですが、その向こうを張って名古屋のテレビ塔で春・秋新作コレクションを発表するというのが「タワーコレクション」です。実際、パリコレクションはルーブル美術館を舞台に行われるようですから、「テレビ塔展望台スカイデッキ」でのコレクションというのも頷けます。
観客は、デパート関係者、バイヤーを中心に約２００名で、学生ブランドからプロのブランドまで、多くの作品が発表されます。その華やかな模様がＤＶＤで紹介されました。
目下、お二人の悩みの種は、知名度のアップとスポンサー獲得だそうですが、名古屋で唯一の「タワーコレクション」が今後も長く続き、ファッション界への登竜門になることを願ってやみません。
続いて行われた懇談会は、榊原正二さん（大３１）の乾杯の音頭でスタート、前述の前田さん、野間さんも交えて、楽しいひと時を過ごしました。最後に、関根正さん（大３）のいつもながら味わいのある中締めで再会を約しお開きとなりました。